ジュビロ磐田のMF古川陽介が横浜F・マリノス戦の終了間際に見せたワンプレーが注目されている。
■ドリブル突破→スローイン獲得
残留に向けて負けられない磐田は、10月12日に行われたJ1リーグ第27節の延期分にて横浜FMと対戦。古川は0-0で迎えた後半35分に途中投入されてピッチに立った。
するとその4分後、値千金の決勝ゴールをゲットする。自陣から持ち上がってペナルティエリア手前で左サイドに展開し、エリア内でリターンパスをもらうと、反転しながら右足でシュート。ボールは相手選手に当たりながらゴールへと吸い込まれていき、スコアは1-0に。このリードを守り切った磐田がアウェイで貴重な3ポイントを獲得している。
値千金のゴールを決めた古川だが、終了間際のプレーでも注目された。後半49分、アンデルソン・ロペスのシュートを味方がブロックすると、そのこぼれ球が古川の下に転がってくる。ボールを持った背番号31は、自陣中央からドリブル開始。徐々に左タッチライン際へと膨らみつつ、岩田智輝が寄せてきたところをスピードで縦に突破する。そしてファイナルサードまで運んでから停止し、最後は岩田に当ててスローインを獲得。時間稼ぎを成功させた。
勝利につながったこのプレーは、お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーが選ぶ「ワッキーチョイス」で紹介されている。ファンからは「ここのプレー選択凄く好き」や「昨日ゴール裏から見てて、ライン際で相手に当てる瞬間見て震えた」といった称賛の声が寄せられた。