■「得点するような気がした」
「普段はボックス内には入らない。CKの時は、ボックスの外にいるんだ。スコアは2-2で、僕が得点するような気がしていたんだ」
「どの選手も僕より大きかったけれど、ゴールを奪うだろうと感じていた。だからボックス内に入った。どうしてかボールが来て、僕が決めたというわけさ」
「あの時の気持ちは、しっかりと覚えている。自分のミスを穴埋めできたんだからね」
「ゴールの後の歓声はすごかった。ものすごい騒ぎだったね」
こうして、ティンガは今もドルトムントのファンの心に残り続ける。今週末の試合でも、歴史に残る瞬間が訪れることだろう。
ちなみにティンガは、「多摩川クラシコ」と名付けられる前の1999年のFC東京との対戦でもゴールを挙げている。