■途中出場のアタッカー陣、そして森保監督の評価は?
前田に代わって後半から入った町野修斗はB-に。様々な局面において前線で奮闘しようとはしていたものの、悔しい45分となった。E-1選手権での大活躍からワールドカップ(W杯)メンバー入りに向けて、エクアドル戦では高パフォーマンスを期待したい。
68分から投入された三笘薫は出場直後、やや適応に遅れていたのかミスも見られたが、86分に圧巻の独力突破。タッチライン際からのドリブルで相手守備陣を粉砕し、見事なゴールを奪った。評価はAとしている。
そんな三笘と同じタイミングで投入された堂安律はB評価。1度あったゴールチャンスは決めることができなかったが、コンディションの良さを伺わせるプレーで勝利に貢献した。伊東とは違った武器を持つ右サイドアタッカーの存在は、森保ジャパンの重要な武器となっている。
そして森保一監督はB+。4-4-2プレッシングで相手に思い通りの攻撃をさせず、カウンターから先制して1点リードで折り返した前半のプランニングは成功と言っていい。後半には相手の配置変更の後手に回り、勢いはやや萎んだものの、勝つことには成功している。アディショナルタイムがなかったため終盤の5バックを試しきれなかったことが悔やまれるか。