■11人のうち3番目の高得点

 ただし今回、鎌田のプレーの素晴らしさが、単なる印象だけではなくデータによっても裏付けられた。ブンデスリーガの公式サイトが、同リーグが運営するファンタジーゲームの週間ベストイレブンに入ったと発表したのだ。

 このベストイレブンは、選手たちの働きぶりを数値化して得点に換えている。例えば、ゴール数、アシスト数、シュートにつながったパスの数、デュエルでの勝利などが得点へと換算されていく。

 こうした数字を積み重ねた結果、ブンデスリーガ第7節で鎌田は18ポイントを獲得。今節2ゴールを挙げるなどして最多の28ポイントを獲得したボルシア・メンヒェングラードバッハのヨナス・ホフマンには及ばないが、18ポイントは今節のベストイレブン中3番目の高得点だった。

 ブンデスリーガはいったん中断され、鎌田も今は日本代表でのプレーに集中する。リーグ戦での好調ぶりを、青いユニフォームでも再現してくれるだろうか。

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