インパクトだけではなく「データ」で裏打ち! サッカー日本代表・鎌田大地がブンデスリーガの週間ベストイレブン入りを果たす!の画像
フランクフルトをけん引する鎌田 撮影/渡辺航滋(Sony α1使用)

 フランクフルトMF鎌田大地が、新たな勲章を得た。ブンデスリーガは、鎌田が「チーム・オブ・ザ・ウィーク」、すなわち「週間ベストイレブン」に入ったと発表した。

 フランクフルトが好調だ。ブンデスリーガ開幕節でバイエルン・ミュンヘン相手に1-6と大敗し、第3節まで勝利がなかったものの、ブレーメンに3-2と競り勝つと、そこから4連勝。現在、チームは7位につけている。

 その上位をうかがうチームをけん引しているのが、鎌田大地だと言ってもいいだろう。バイエルン戦では出番がなかったものの、交代出場だった第3節のケルン戦を含めて6試合で4得点。鎌田に引っ張られるように、チームも調子を上げているのだ。

 遠藤航との日本人対決でもあった先週末のシュツットガルト戦でも、相手に当たってコースが変わったものの、直接FKでゴールネットを揺らしている。さらにこの試合では、開始6分に鎌田が蹴ったFKがバーに嫌われたところをセバスティアン・ローゼが押し込んで先制。終了間際には鎌田が蹴ったピンポイントのCKをクリスティアン・ヤキッチが頭で合わせて3-1と突き放すなど、全得点に鎌田が絡んでいた。まさに勝利の立役者、といった大活躍だった。

 そのプレーぶりはドイツでも称賛されており、現地専門誌『キッカー』のベストイレブンにも選ばれている。確かに、それだけのインパクトは十分に残しているだろう。

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