プレミアリーグのチェルシーが9月7日、トーマス・トゥヘル監督の解任を発表した。クラブ公式サイトで発表されている。早くも英メディアが後任監督候補を予測している。
■黒星発進が引き金か?
チェルシーは今季のプレミアリーグで3勝1分2敗の現在6位となっている。そして迎えた現地時間9月6日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)開幕戦のディナモ・ザグレブ戦でチェルシーはまさかの0−1の敗戦を喫した。この敗戦が引き金となった形でトゥヘル監督の解任が決定してしまった。
チェルシーがトゥヘル監督の解任をHPやSNSで発表すると、たちまち拡散され「ショック」や「早すぎる」、「なんてショッキングな出来事なんだ」や「これはおかしなこと」などトゥヘル監督の解任に懐疑的な意見もある。
トゥヘル監督はボルシア・ドルトムント、パリ・サンジェルマン(PSG)の監督を歴任した後、2021年1月にフランク・ランパード監督の後任としてチェルシーの監督に就任となった。シーズン途中の就任となったが、2020/21シーズンのCLでチームを優勝に導いた。そして2021年のUEFAスーパーカップとクラブワールドカップ制覇も経験している。