マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが2桁ゴールを達成した。
■ファーサイドで豪快に合わせる
シティは9月3日、アストン・ヴィラと敵地で対戦。開幕から5試合無敗としているなか、クリスタル・パレス戦、ノッティンガム・フォレスト戦に続いて3連勝を目指して戦った。
試合は0-0で折り返したが、後半開始早々にシティが先制点を叩き込む。50分、右サイドでベルナルド・シウバからパスを受けたケビン・デ・ブライネが、相手GKの頭上を越すような柔らかいクロスを上げる。これにファーサイドで合わせたのはハーランド。ヘディングで合わせるか足を上げて当てるか、微妙な位置に浮いたボールに対して背番号9は高く飛び上がっての左足シュートを選択した。このダイナミックに空中で合わせて決めたゴールにより、シティはリードを奪う。
この先制点には、SNSで「アンドロイドだ」や「デ・ブライネのパスを見ろ」など称賛の声が挙がっている。
また、ハーランドはこれで4試合連続となるゴール。開幕からわずか6試合で2桁得点に到達してみせた。
リードを奪ったシティだったが、74分に追いつかれる。ジェイコブ・ラムジーにペナルティエリア左へ侵入されてクロスを上げられると、PKスポット付近でレオン・ベイリーに合わせられ、同点ゴールを決められてしまった。
その後スコアは動くことなく、試合は1-1で終了。シティはハーランドが10得点目を挙げたものの、先制点を守り切れずに3連勝を逃している。