■首位・横浜FCはエース小川の得点が待たれる

 首位の横浜FCは、18位のレノファ山口FCのホームに乗り込む。

 直近の3試合はウノゼロで勝利している。CB岩武克弥、右ウイングバックのイサカ・ゼインが3試合連続で、FWサウロ・ミネイロが2試合連続でメンバー外となっているが、横浜FCは選手層が厚い。複数ポジションに対応できる選手も多い。彼らの不在を感じさせない戦いができている。

 ここ2試合はFW山下諒也が決定的な仕事をしている。東京ヴェルディから加入した24歳のアタッカーは、途中出場から2試合連続でゴールを決めている。追加登録されたFW山根永遠やFWマルセロ・ヒアンもアシストを記録しており、選手交代によって攻撃のギアを上げることができている。

 シーズン最終盤で勢いを加速させるには、エースの小川航基の爆発が待たれる。18ゴールは得点ランキングのトップだが、岡山のチアゴ・アウベスが14ゴールと迫ってきた。9月3日の山口戦では、背番号18の7試合ぶりの得点が待たれる。

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