■ベルギー期待のMF

 チェルシー相手に同点ゴールを決めたラビアはベルギー生まれではあるが、ガーナ代表の資格も持っている18歳の逸材だ。ベルギーの名門アンデルレヒトの下部組織でプレーしていたが、ジョゼップ・グアルディオラ監督にその才能を認められて2013年にマンチェスター・シティの下部組織へ加入していた。

 2021年9月21日に行われたEFLカップのウィコム・ワンダラーズFC戦でスタメンに名を連ね、トップチームデビューを果田曽のしたものの、その後、プレミアリーグでの出場はなかった。そして今夏、サウサンプトンへ完全移籍すると、今季のプレミアリーグ開幕戦のトッテナム戦でプレミアデビュー。そこから5試合連続でフル出場しており、このチェルシー戦で初ゴールを記録した。

 これまで各年代別のベルギー代表に選出されていたラビアの、今後の活躍に目が離せない。

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