【J2第33節プレビュー「ラスト10試合」】「逃げる」首位・横浜FCは「目下得点王」小川航基とキャプテン長谷川竜也がカギを握る!2位・アルビレックス新潟は“復活のストライカー”谷口海斗「第20節以来のゴール」に期待!【戸塚啓のJ2のミカタ】(2)の画像
小川航基(横浜FC)   撮影/中地拓也
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■横浜FCは主砲・小川の6試合ぶりの得点に期待

 首位の横浜FCは、5位のFC町田ゼルビアとのアウェイゲームだ。

 このカードは3試合連続で引分けに終わっている。今シーズン最初の対戦は1対1だった。通算成績は横浜FCの2勝5分4敗で、直近8試合は5分3敗と勝利がない。

 データはともかくとして、チームの状態は悪くない。29節、30節と連敗を喫したものの、31節の群馬戦と32節のファジアーノ岡山戦を1対0で勝ち切った。1勝の重みが増していくシーズン終盤に、ウノゼロで勝点3を取れているのは大きい。

 町田はこのところ3-4-2-1のシステムを採用しており、ミラーゲームになることが予想される。サウロ・ミネイロのケガなどで前線の組合せは流動的だが、小川航基長谷川竜也がカギを握るのは間違いない。

 リーグトップの18ゴールをあげているチームの得点源・小川と、チーム最多7アシストを記録しているキャプテン・長谷川が、ホットラインを開通させることができるか。5試合得点から遠ざかっている小川のゴールで、勝利を手繰り寄せたいところだ。 

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