日本時間の8月7日、サッカー日本代表・堂安律が公式ツイッターを更新。1枚の写真を公開したうえで、率直な気持ちを露わにした。
あの日の感情は、今も消えていないようだ。2021年8月6日、堂安は埼玉スタジアムにいた。東京五輪の3位決定戦であるメキシコとの試合を戦うためだ。この試合に、堂安は背番号10を背負って先発したが、1-3の敗戦。フル出場したが、メダルに手を伸ばすことができなかった。
ツイッターで公開した写真は、背番号10のユニフォームを着た堂安がピッチに座り込むもので、その目の前ではメキシコ代表イレブンが歓喜している。堂安にだけ色がつけられており、あとは白黒の世界だ。堂安から見えた世界を表現しているような写真である。
堂安は、写真とともに以下のテキストを公開した。
「この日からちょうど1年が過ぎますが、、
この写真を見返すと未だに怒りさえ覚えるぐらい鮮明に覚えています。
まだまだ成長して活躍しないとこの日の悔しさは晴れへんかな。
頑張ります」
東京五輪のすべてをかけて戦ったあの一夜に感じた想いは、悔しさを通り越して怒りにすらなっているようだ。ただし、そこでさらなる成長と活躍を決意するのが堂安という男でもある。