フランクフルトのサッカー日本代表・鎌田大地が今季初公式戦で本職ではないボランチ起用も「2ゴール発進」! 「FWより決定力ある」と話題の活躍で、マクデブルク・伊藤達哉との日本人対決でフランクフルトの勝利に貢献!【動画】の画像
鎌田大地 写真:アフロ

 フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地が今季の公式戦初戦で2ゴールの大活躍を果たした。DFBポカール1回戦、マクデブルク対フランクフルトが現地時間8月1日に行われた。フランクフルトが4−0の勝利を収めた。

■鎌田が圧巻の2ゴール

 昨季は主にシャドーでプレーしていた鎌田は、今季初戦でボランチとしてプレー。そのシャドーの位置には今夏の移籍市場で新加入となった元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが入った。同じくフランクフルトの長谷部誠はベンチスタートとなり、66分に途中出場を果たしている。なお、マクデブルクの伊藤達哉は55分に途中出場を果たし、日本人対決が実現した。

 先制点が決まったのは開始早々の前半4分だ。ゲッツェとのワンツーでフィリップ・コスティッチが左サイドを抜け出し、マイナスのパスを供給。ペナルティアークに入り込む形で反応した鎌田が右足一閃すると、ボールは地を這うようにしてゴール左隅を突いた。鎌田の今季初ゴールが、フランクフルトの今季公式戦初ゴールとなった。

 貴重な先制点を決めたフランクフルトはその後PKのピンチを迎えるも、守護神ケビン・トラップがセーブして窮地を救う。難を逃れたフランクフルトは31分にイェスパー・リンドストロムのゴールで追加点を奪い、前半を2点リードで折り返した。

 そして、鎌田の2ゴール目が決まったのは59分だった。リンドストロムが相手ペナルティエリア内でボールを奪うと、右サイドからニアサイドに走り込んできたラファエル・サントス・ボレ・モーリーにパスを供給。ボレ・モーリーはエリア内に走り込んできた鎌田へ落とすと、鎌田はまたもグラウンダーのシュートをゴール右に突き刺した。これもまた地を這うシュートが突き刺さった。その後フランクフルトは1点を追加し、4−0の勝利。DFBポカール1回戦突破を決めた。

 鎌田の2ゴールはツイッター上で「FWより決定力ある」や「W杯は鎌田大地がキーになると思う」、「うますぎる」など話題となっている。

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