■マドリード4年目で覚醒

 現在でこそワールドクラスの選手であるヴィニシウスだが、マドリード加入当初は苦戦。結果を残せなかったことで味方選手からの信頼度は低く、攻撃時にパスをもらえない状況もあった。

 それでも、フラメンゴから移籍してきて4年目となった昨シーズンにようやく覚醒。味方との連携も改善され、ラ・リーガでは35試合17ゴール13アシストを記録した。1番の武器であるドリブルにも磨きがかかり、毎試合のようにチャンスを創出していた。

 現在はプレシーズンの真っただ中ではあるが、その好調ぶりは健在。たった1人でバルセロナの守備を破壊したブラジル代表FWには、5年目となる新シーズンでも大きな期待がかかる。

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