■森保監督が信頼を寄せるのは?

森保一監督 撮影:中地拓也森保一 撮影/中地拓也

 GKに予想したのは大迫敬介だ。鈴木彩艶が初戦の香港戦でゴールマウスを守ったが、ボールが来る回数が少なかったため評価でプラス要素がつけにくい。一方で、ハイボールをこぼしてしまうなど、少々不安定な場面も見られた。

 出場機会がない谷晃生だが、練習などを見ても日韓戦でA代表デビューを飾るほどの信頼を得ている状態とは言い難い。3人の中でキャップ数「3」の最多を誇る大迫が韓国戦で2戦連続のスタメンに名を連ねることになるだろう。

 右サイドバックには山根視来だ。初戦の香港戦にスタメン出場した山根は74分までの出場した背番号2は、今回のチームで間違いなく柱の一人。今後は、E-1招集が”免除”された酒井宏樹(浦和レッズ)とのポジション争いが注目される選手だ。

 センターバックには今大会主将の谷口彰悟畠中槙之輔だ。ただ、畠中は1戦目で不安定さが目立った部分もあり、中谷進之介も同様にスタメンの可能性がある。2人のうち、どちらがスタメンの座を掴むことができるだろうか。

 そして、左サイドバックには佐々木翔だ。森保監督の信頼の厚い選手は、2戦目でもキャプテンマークを任された。3バックにも対応できる守備力で、日本の最終ラインを支えることになるか。

PHOTO GALLERY ■【図表】日本代表、韓国代表戦の予想スタメン&フォーメーション
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