EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会第1節、日本代表対香港代表が7月19日19:20キックオフで行われた。日本が6-0の勝利を収めた。この試合で途中出場を果たした横浜F・マリノスFW宮市亮が約10年ぶりの代表復帰となった。
■天才が約10年ぶりに代表のピッチへ
国内組のみで臨んでいるEー1選手権の日本代表。森保一監督はかつてアーセナルなどでプレーした宮市を代表に招集した。65分に宮市が2ゴールの相馬勇紀に代わってピッチに姿を現す。ツイッター上では宮市の復帰を待ちわびていたファンから「がんばれ」や「感慨深い」などのコメントがあり、ツイッターのトレンドにあがるほどだった。
ピッチサイドで交代を待っている間、宮市の顔はワクワク感と高揚感に満ち溢れていたようにも見えた。「早く出たい」という思いがその表情から伝わってくるようだ。
途中出場を果たした宮市は、左サイドでプレー。積極的な仕掛けで観客を沸かせた。クリアボールに対して自慢の快足を活かしボールを追いかける時のスピードはかつての宮市そのものだった。
サッカー日本代表の公式ツイッターが7月20日に画像を投稿。上下2つに分かれた写真で、上は2012年10月16日に行われた国際親善試合のブラジル代表戦のもの。まだ19歳の若き宮市である。そして、下は今回の香港戦での写真だ。この投稿には「本当に素晴らしい」や「時をこえて感動した」、「まさに不死鳥」「10年ぶりで感動して泣きそうなった」など反響の声があがっている。