■スタジアムの羨望の席
今年も、つい先日、JFAからの割り当てが決まりました。そして、各自でインターネットを通じてFIFAに申請を行ったところです。ようやく、「戦い」は終わりました。
最近は、日本代表が毎回のようにワールドカップ本大会に出場するようになったことと、毎回大勢の記者・カメラマンが取材に行っているため、日本への割り当て数が増えたので、多くのフリーランスが取材に行けるようになりました。
僕が最初にワールドカップを見に行ったのは1974年の西ドイツ大会でしたが、その後、1978年大会も1982年大会も普通にチケットを買っての観戦でした。
しかし、スタジアムに行くと、メインスタンド中央の一番試合が見やすそうなところに巨大な記者席がありました。
僕はずっと「いいなぁ、あそこで観戦したいなぁ」と思って見ていました。
そこで、1986年のメキシコ大会を前にJFAに「記者席の申請って、僕もできるでしょうかね?」と「ダメモト」で聞きに行ったのです。