J1はシーズンを折り返し、さまざまな動きが活発になっていく。選手の移籍も、そのひとつだ。夏からの巻き返しへの新戦力獲得、あるいは海外への飛躍と、選手の出入りが加速している。
逆襲の夏、だ。湘南ベルマーレはJ1残留を目指し、奮闘を続ける。一時期は降格圏を抜け出せずにいたが、13位までの浮上に成功した。
クラブはさらに上を目指し、補強に乗り出した。完全移籍で2人のMFを迎えたのだ。
名古屋グランパスからは阿部浩之を獲得。経験豊富なアタッカーだ。中野嘉大は運動量豊富で、湘南のスタイルにフィットしそうだ。
一方で、柏レイソルはキム・スンギュのアル・シャバブ移籍を発表した。シーズン途中でメンバーから外れていたが、その理由が明らかになった格好だ。
ワールドカップイヤーに、韓国代表GKの決断はどんな影響を及ぼすだろうか。
ここでは、東日本と西日本に分割しつつ、5月以降にJ1クラブから正式発表された移籍動向をまとめた。画像でポジションと名前の間にある「完」は完全移籍、「期」は期限付き移籍、「復」は期限付き移籍からの復帰、「昇」は下部組織からの昇格を表す。「新」は高卒、あるいは大卒の新人選手。ポジション名の背景がピンクの選手は、今回新たに情報を更新した選手。