いよいよ今月開催されるEAFF E-1サッカー選手権2022。森保一監督は国内組のみで戦うことを明言しており、大迫勇也、長友佑都、酒井宏樹を招集しない予定であるとコメントした。では、この3選手の代わりを務めるのは一体誰なのか。
今回は大迫の代役となり得る選手3人をリストアップした。
■鹿島の絶対的支柱
今季から就任したレネ・ヴァイラー監督の下、新たなスタイルで躍進を遂げている鹿島アントラーズ。そのなかで絶対的なチームの支柱となっている鈴木優磨は、今回のE-1に招集されてもまったく不思議ではない選手だ。
スタートポジションは4-4-2の2トップの一角だが、得点力だけでなく、サイドに流れてからのチャンスメイクでも違いを生み出し、ここまでJ1リーグ18試合で6得点7アシストをマークしている。
しかし、招集すべき1番の理由はチームに及ぼす「影響力」にある。鈴木が常にチームの先頭に立って味方を鼓舞し、士気を高めていることは鹿島の勝利と無関係ではないはずだ。即席チームとなる代表では鈴木のコミュニケーション力やリーダーシップが大きな力になる可能性を秘めている。まして、今回のE-1のように、普段招集されていない国内組だけでメンバーが構成されるとなればなおさらだ。
持ち前の得点能力やチャンスメイクだけでなく、クラブで見せている熱い姿を代表でも発揮し、サムライブルーを勝利に導くことを期待したい。