■ザルツブルク、リバプール、そして…

 南野は、2015年1月にセレッソ大阪からオーストリアのザルツブルクへ移籍した。オーストリアで着実に成長し、日本代表のエースにまで登り詰めた。先述したゴールのインパクトもあって、2020年1月にプレミアリーグのリバプールへ移籍を果たした。

 しかし、モハメド・サラーサディオ・マネロベルト・フィルミーノ、ルイス・ディアスなど世界最高峰の攻撃陣から主力の座を奪うことは容易ではなく、出場機会は限られていた。2021年2月にはサウサンプトンへレンタル移籍、その後リバプールへ復帰となったものの、現状を打開することはできなかった。

 それでも今季の南野は要所要所でその実力を発揮。公式戦10ゴールを記録。EFLカップとFAカップでは、ゴールを量産してみせた。ユルゲン・クロップ監督が「タキがいなければ優勝はなかった」と言うほどの活躍を見せ、今季のリバプール2冠達成に貢献した。リバプールはマネをバイエルンに放出するも、今夏の移籍市場でベンフィカからウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスを獲得。南野の状況はさらに厳しくなることが予想され、リーグアンのモナコへ移籍することになった。

 モナコは、来季のCLに予選3回戦から出場する。本戦に出場し、南野は再びCLの舞台で輝くことができるだろうか。

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