【J2第24節プレビュー「勝負の7月」】日本代表選出も?「J2得点王争い独走」の横浜FCエース・小川航基が語る「ゴールへの筋道」と「E-1選手権への思い」!【戸塚啓のJ2のミカタ】(1)の画像
小川航基   撮影/中地拓也
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■3連発の横浜FC小川は「チームが良ければチャンスは来る」 

 J2後半戦3試合目の24節は、7月2、3日に行なわれる。

 前節のアルビレックス新潟戦で首位に返り咲いた横浜FCは、水戸ホーリーホックとのアウェイゲームに挑む。アウェイで7戦連続負けなし、直近3試合負けなし(1勝2分)と、データは相性の良さをうかがわせる。

 今シーズンは3月13日の第4節で対戦し、3対2で競り勝った。前半を0対2で折り返す苦しい展開となったが、小川航基の2得点と伊藤翔のゴールで逆転している。84分の決勝ゴールは、交代出場したばかりの中村俊輔の左CKを、小川がヘディングシュートで合わせたものだった。

 エースストライカーの小川は、21節のツエーゲン金沢戦から3試合連続得点中だ。10節までに10ゴールを叩き出し、11節から17節までネットを揺らせなかったが、ここにきて再び得点を重ねて、現在14ゴールまで積み上げた。

「得点が取れなかったときはチーム状況がそんなに良くなくて、それでやっぱりFWにボールが回ってこないといったことが考えられたんですけど、いまはチームとしても上昇気流に乗っているというか。そういったなかで、自分のところにボールが出てくる。チームが良いので自分も良い、そういう流れになってきた。チームが良くなれば、自分が決められる機会は増えている」

 前節の新潟戦はサウロ・ミネイロが出場停止だったため、1トップでプレーした。サウロ・ミネイロが戦列に戻る今節は、2シャドーの一角に入ることも予想される。どちらのポジションで起用されても、小川は「チーム第一」を強調する。

「チームが良ければチャンスが来る。自分が良くなるためにどうこうするというより、チームが良くなるためにどうすればいいか、という考えに変わってきているので。点が取れているのはいいことだと思うし、それ以外のプレーも良くなっている感じですね」

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