日本代表DF板倉滉がシャルケで決めた21/22シーズンの4ゴール目は衝撃的だった。積極攻撃参加から決めた板倉の今季ベストゴールとは。
■積極果敢な攻撃参加
マンチェスター・シティからのレンタル移籍で、今季はシャルケでプレーした板倉。シーズン終了後にシャルケは買取せず、板倉は1年で退団となった。複数の海外メディアによれば、来季はボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)への移籍が決定的となっている。
今季板倉はドイツ・ブンデスリーガ2部で4ゴールを記録。シャルケでの最後のゴールはFWも顔負けのキレキレ切り返しからゴールを決めた衝撃弾だった。クラブでも主にCBとしてプレーする板倉だが、2022年4月9日に行われたブンデス2部第29節ハイデンハイム戦ではボランチとして出場した。
板倉の衝撃ゴールが生まれたのは、1点リードで迎えたハイデンハイム戦の52分だ。ドリブルで中央を駆け上がったドミニク・ドレクスラーからペナルティエリア右で板倉がボールを受ける。後ろから来た相手を切り返しでかわすと、またも鋭い切り返しでもう1人かわしていく。最後は右足でグラウンダーの強烈なシュートを放ち、ゴール左に突き刺した。
このゴールについてSNS上では「シュートうますぎ」や「キレキレのフェイント」など称賛の声があがっている。代表でも守備に注目されがちの板倉だが、シュートセンスも抜群。
板倉にとってシャルケでの最後のゴールが、今季のベストゴールだろう。ボルシアMGが新天地候補筆頭となっているが、次のクラブで輝かしい成績を収められるかどうか注目だ。