J1リーグ第17節 浦和レッズー名古屋グランパス
6月18日(土)|19:00 埼玉スタジアム2002
【今節のみどころ】
代表戦開催による3週間の中断期間を経て、リーグ戦が再開される。今節は、14位の浦和レッズと10位の名古屋グランパスが対戦する。
浦和は、9試合連続でリーグ戦の白星がない。攻撃の形はできているが、決定力に欠ける。この中断期間での修正を期待したいところ。
一方の名古屋もリーグ戦の序盤は波に乗れなかったものの、直近では徐々に本来の力を発揮してきている。今や代名詞となっている堅守にも手応えを増す。
リーグの中断期間には天皇杯とルヴァンカップが行われたが、2週間ぶりの実戦となる浦和に対し、名古屋は先週末もカップ戦を戦っている。コンディションの差は試合にどう影響するか、注目したい。
戦力やポテンシャルから考えれば、今より上位にいても不思議ではない両チーム。ここで流れをつかみ、巻き返しを図るのはどちらか。
■浦和レッズ
14位 勝ち点15 2勝9分5敗 15得点16失点 得失点差-1
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】酒井、ユンカー
【直近5試合結果】
天○1-0 福島(H)
L△0-0 福岡(A)
L●0-2 C大阪(A)
L△1-1 鹿島(H)
L△3-3 横浜FM(H)
【通算対戦成績】
H 36試合・16勝5分15敗
A 34試合・11勝3分20敗
計 70試合・27勝8分35敗
【直近対戦成績】
2021年12月 4日 J1第38節 △0-0(A)
2021年 5月30日 J1第17節 △0―0(H)
2020年10月 4日 J1第20節 ●0-1(H)
2020年 8月 8日 J1第 9節 ●2-6(A)
2019年 8月 4日 J1第21節 △2-2(H)
【今節のみどころ】
前節の福岡戦では、ボールを支配し、再三のチャンスを作りながらも、0-0の引き分けに終わった。途中にACLの遠征期間を挟むものの、リーグ戦は3月19日に行われた第5節の磐田戦を最後に勝ち星がなく、そこから8分1敗と依然として苦しい状況が続く。
クラブは、この状況を受けて16日付で声明を発表。リーグ優勝を目標に掲げる今季だが、声明では「可能性のある限り諦めることなく闘っていくとともに、カップ戦を含め一つでも多くのタイトル獲得を目指す」としている。
今節は名古屋をホームに迎える。去年の対戦ではホーム・アウェーともにスコアレスドローで決着した相手だが、今求められているのは勝利のみ。堅守を誇る相手の牙城をどう崩すかが鍵を握る。決定機は作れているため、仕留め切ることを意識したい。
中断前には、ACLをはじめ、リーグ戦でも過密日程が続き、疲労が見える選手も多かった。実戦は2週間ぶりだが、ここで十分にリフレッシュできたことは吉と出るか。