■5位ターンの長崎が監督交代へ
前半戦終了の区切りで、監督交代に踏み切ったチームがある。
V・ファーレン長崎は6月12日、松田浩監督の解任とブラジル人のファヴィオ・カリーレ氏(48)の監督就任を発表したのだ。
長崎は前半戦を9勝4分8敗の5位で折り返した。J1参入プレーオフ圏内だが、保有戦力を生かし切れていない現状があり、2年連続での監督交代となった。
カリーレ新監督は7月2日の24節から采配をふるう予定で、6月18日の22節、22日の天皇杯3回戦、同25日の23節は、U―18の原田武男監督が暫定的に指揮を執る。
また、倉貫一毅ヘッドコーチが暫定的にチームを率いていたFC琉球も、12日にナチョ・フェルナンデス監督の就任を発表している。3勝6分12敗の最下位から後半戦に挑むチームは、49歳のスペイン人指揮官に再建を託すこととなった。チームへの合流については、現時点では未定となっている。