6月8日、日本代表がガーナ戦(ノエビア/10日)に向けた練習を千葉市内で行ったのだが、その練習後、意外な光景がピッチに生まれた。
9日は神戸市内に移動して公式練習に臨むとあって、千葉市内での練習はこの日が最後。時に雨が降る中で、集中したトレーニングが行われた。さらに、三笘薫が山根視来を相手にドリブル練習、上田綺世らがシュート練習といった具合に選手が居残り練習をする横で、ある人物が姿を現した。
それは、ベガルタ仙台の村上和弘コーチだ。村上コーチは、「ダン!」と元ベガルタ仙台のシュミット・ダニエルを呼ぶと、ピッチの端で談笑。杜の都のきずなを懐かしんだ。
さらに川崎フロンターレで2007年から3年間チームメイトだった川島永嗣も近づいてきて、談笑に加わった。写真撮影をするなど、川島とも和気あいあいといった空気だった。さらに、それに気づいて近づいてきたのが森保一監督だ。
森保監督はベガルタ仙台の元キャプテン。村上とは2002年、2003年に清水秀彦監督の下でチームメイトだった。練習が終わった後ということもあって、森保監督、村上コーチ、シュミット・ダニエルの3人は会話に花を咲かせた。日本代表の練習場にベガルタ仙台の空間が生まれたのだ。