■中2日もマリノス戦の布陣を採用

 リカルド・ロドリゲス監督も、マリノス戦を意識してこの試合に挑んだ。「前回のマリノス戦の後半のプレー、流れを継続して入ろうと決断して、こういう(中盤の)形になりました」と先発メンバーと並びについて説明しており、常にではないが3バックのような布陣を採った。中2日ということで「ローテーションしてフレッシュな選手を選択」(ロドリゲス監督)したというものの、掴みかけた手応えを確実なものにしようとした。

 だが、それ以上スコアを動かすことはできなかった。セットプレーから勝ち越し弾を奪ったと思われたプレーも、味方のファールで認められなかった。試合終盤の猛攻でポストを叩くシュートも、得点にはつながらなかった。

「悪い流れがありますが、われわれはそれを打ち破っていかなければいけない」
 指揮官が口にした決意は、勝利という形で表すしかない。

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