5月18日に行われたJ1リーグ第11節の浦和レッズvs横浜F・マリノス。この試合で横浜FMのFW宮市亮が待望の「Jリーグ初ゴール」を決めた。
■精密なシュートでファーサイドに突き刺す
宮市のゴールが決まったのは、2-0でリードした30分。
左サイドでFWアンデルソン・ロペスからパスを引き出すと、トラップとともにペナルティエリア左へ侵入。
ゴールの方向を向いてDFアレクサンダー・ショルツと対峙すると、右足で打てる位置に置き、抜ききらずにシュートを選択。ショルツがブラインドとなり、GK西川周作の反応が遅れると、ボールは綺麗にファーサイドへと吸い込まれて行った。
完璧なコントロールシュートを突き刺した宮市。高卒でアーセナルに入団し、その後フェイエノールトやザンクトパウリなどヨーロッパを渡り歩いて昨夏横浜FM加入となった元日本代表FWは、これがJリーグ初ゴールとなった。
なお、宮市の得点でリードを3点に広げた横浜FMだったが、後半に浦和FWキャスパー・ユンカーのハットトリックで追いつかれて3-3のドロー決着に終わっている。