■科学の本から飛び出したバス停

 同様に、スイスのジュネーヴには「CERN」というバス停があります。

「欧州原子核研究理事会」のフランス語による略称で、ジュネーヴ郊外のスイスとフランスの国境をまたいだ広大な土地に世界最大級、直径27キロもある巨大な「大型ハドロン衝突型加速器」が設置されているのです。

 これは、光速近くまで加速させた素粒子同士を衝突させて高エネルギーを発生させる研究装置です。

 そんな科学の本を読んでいる時によく見かける施設が、バス停の名前になっているんですから、これもやっぱりビックリです。

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