■5位から18位までが勝点4差でひしめく

 8試合ぶりの勝点3をゲットした町田は、6勝5分5敗の勝点23で6位に浮上した。5位のモンテディオ山形を含めて、5チームが勝点23で並んでいる。さらに言えば、16位のツエーゲン金沢が勝点20、18位の千葉が勝点19と、中位から下位までが僅差でひしめき合う。例年以上の大混戦だ。

 その一方で、上位2チームが半歩抜け出した印象だ。首位の仙台と2位の横浜FCが勝利し、4位のファジアーノ岡山が敗れたため、勝点差が「5」から「8」に広がったのだ。

 4位の岡山は21日の17節が大分トリニータ戦、25日の18節が仙台戦となっている。その後は29日にV・ファーレン長崎戦、6月4日に金沢戦、12日にレノファ山口FC戦と続くが、気になるのはFWミッチェル・デュークの代表招集だ。

 オーストラリア代表は6月1日にヨルダンとテストマッチを戦い、7日にUAEとアジア代表のプレーオフを争う。UAEを下すと、13日にペルーとの大陸間プレーオフが待っている。デュークがこれまで同様に招集されれば、金沢戦と山口戦で彼を欠くことになる。岡山がトップ3に食らいついていくためには、これから6月中旬までをいかに乗り切るかかが重要になってくるだろう。

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