■「やろうとしていることは常にやってくれている」
湘南は「やろうとしていることは常にやってくれている」(山口監督)、「まだまだ練習が足りない」(町野修斗)、「今日は失点したあとにみんなで話をして、前向きな声も出ていた。気持ちが落ちたというわけではなく、なぜやられたのかという感じ」(石原広教)、と、より自分たち自身に矢印を向けることになったが、その部分に危うさを感じている選手もいる。
永木亮太は「ベースになるサッカーを続けていくのはもちろんだが、それだけやっていればいい、というマインドになってはいけないと思う。しっかり考えなければならない」とした。今シーズン湘南に戻ってきた彼は「それを伝えていく立場でもあると思っている」と続けた。
選手の入れ替えをしながら好調を続けたマリノスに対し、湘南はとうとう最下位に転落。永木の持つ視点はチームを救うきっかけになるか。29日のセレッソ戦まで週に2試合のペースが続く中でも、なんとか状況を変えたいところだ。
■試合結果
湘南ベルマーレ 1―4 横浜F・マリノス
■得点
14分 水沼宏太(マリノス)
20分 小池龍太(マリノス)
59分 アンデルソン・ロペス(マリノス)
83分 ウェリントン(湘南)
90+1分 レオ・セアラ(マリノス)