川崎サポーターがスポンサーに「粋すぎる横断幕メッセージ」!銀行理事長が“一人チャント”で応える「地域密着 理想の形」の画像
CKから追加点を獲って喜ぶ川崎フロンターレ・車屋紳太郎 撮影:中地拓也
■【画像】川崎サポーターがスポンサーに掲示した「粋すぎる横断幕メッセージ」■

■5月14日/明治安田生命J1第13節  川崎フロンターレ 2ー0 アビスパ福岡(等々力)

 川崎フロンターレが等々力競技場で試合を行うのは4月9日以来で、実に1か月ぶり。リーグ戦ではアウェイを、さらにマレーシアでACLで戦ってきたチームの帰還に、多くのサポーターが競技場に訪れた。

 この試合は、「川崎信用金庫エキサイトマッチ」と位置付けられ、今年7月に創立100周年を迎える川崎信用金庫を盛り上げる試合となっていた。川崎信用金庫はチームのオフィシャルトップパートナーで、今シーズンからはユニフォーム(パンツ裏面)に名前が入る形で地元クラブをさらに支えている。シーズン前に行われた新体制発表会では堤和也理事長がサポーターを前にあいさつ。選手の名前を出しながら“泣ける話”をしたことでも話題となった。

 そんなスポンサーに感謝の気持ちを現したのが、川崎サポーターだ。試合開始前、サポーターが集まる一角に巨大な横断幕を掲示。そこには、以下のようなメッセージが書かれていた。

「100年川崎を支えてくれてありがとう。これからも川崎と共に 川崎信用金庫様」

 チームを支える、何より、川崎市を支える地元企業に対し、サポーターの気持ちをストレートに伝えようとするものだった。

 この試合は川崎フロンターレが2-0で勝った。試合の行方を決定づける2点目を奪ったのは、車屋紳太郎だった。川崎信用金庫は、新入社員が入る際の入社式を「入庫式」と呼ぶ。車屋が点を入れたのは、チームとサポーターと川崎信用金庫の絆を感じさせる“偶然”だった。

PHOTO GALLERY ■【画像】川崎サポーターがスポンサーに掲示した「粋すぎる横断幕メッセージ」■
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