J1リーグ第13節 浦和レッズ―サンフレッチェ広島
5月13日(金)|19:30 埼玉スタジアム2002
【今節のみどころ】
今節は、リーグ戦で14位と低迷する浦和レッズと、前節で首位の鹿島を破って勢いに乗るサンフレッチェ広島が対戦する。
ACLの長期遠征が続いていた浦和にとっては、4月6日に行われた第7節の清水戦以来のホーム戦。リーグ戦は得点力不足で引き分けが続き、勝ち切れていない。ホームのサポーターに久々の勝利を届けられるか。
一方の広島は、前節の鹿島戦で完璧な内容で試合を制した。首位チームに土をつけたことで、自信もにじませている。攻守ともに大きな手応えをつかみ、満を持して敵地に乗り込みたい。
勝敗の鍵は、両サイドで主導権を握れるかどうか。特に広島は前節でのサイドアタックが効果的に効いていたため、浦和もサイドの高い位置でボールを保持できるように応戦したいところ。
■浦和レッズ
14位 勝ち点11 2勝5分4敗 11得点10失点 得失点差1
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】酒井、ユンカー、大畑
【直近5試合結果】
L△0-0 柏(A)
L△0-0 FC東京(A)
L△1-1 清水(H)
L△1-1 札幌(A)
L〇4-1 磐田(H)
【通算対戦成績】
H 34試合・22勝 2分10敗
A 36試合・15勝10分11敗
計 70試合・37勝12分21敗
【直近対戦成績】
2021年 8月25日 J1第26節 ○1-0(H)
2021年 5月26日 J1第16節 △2-2(A)
2020年11月 3日 J1第26節 △1-1(A)
2020年 8月15日 J1第10節 ○1-0(H)
2019年10月29日 J1第31節 △1-1(A)
【今節のみどころ】
前節の柏戦は、ACLグループステージを終えて、およそ1か月ぶりのリーグ戦となった。前半は広くスペースを使って試合の主導権を握ったが、後半は失速し、相手のチャンスが続く。それでも、集中した守備で得点を許さず、0-0に終わった。
相手の時間帯が続きながらも守り切れたことはたしかに好材料ではある。しかし、攻撃面に関しては、依然として得点力不足が否めない。ACLでは複数得点のゲームが続いたため、攻撃の課題も改善されたかに思われたが、リーグ戦に関しては4試合連続の引き分けで、無得点も2試合連続。14位からの巻き返しを図るためには、攻撃陣の奮起は必須だ。
今節は、久しぶりのホーム戦。広島は前節で首位の鹿島を圧倒し、勢いに乗っている。その鹿島戦で高い攻撃力を見せた、FWジュニオール・サントスとFWナッシム・ベン・カリファの2トップには要注意。きっちりとマークをつけて、スペースを狙われないようにしたい。
一方の攻撃面においては、FWアレックス・シャルクの移籍後初ゴールに期待。4月に加入したオランダ人FWは、徐々に戦術にも馴染み、コンディションを上げてきている。低迷するチームの救世主となれるか。