■「最後の日を迎えるまではニュートラルに」
今シーズン7試合目の出場で嬉しい初ゴールとなった矢村は、試合後のフラッシュインタビューで「やっとゴールできました。その思いが強いです」と率直な感想を明かす。
「80分過ぎから出た自分の仕事は、点を取ること。思い切って打ったシュートが勝利につながったのは嬉しいです」と続けた。
通算成績を8勝5分2敗の勝点29とした新潟は、横浜FCを得失点差でかわして首位に立った。これで4月3日の8節から8試合負けなしで、ホームでは6連勝かつ7戦負けなしと好調を維持している。
首位に立ったことについて聞かれると、矢村は「順位を気にし過ぎずに、目の前の試合につなげていければ」と落ち着いた表情で話す。
松橋監督も「いま(首位に)立っているからといって、何か針がどちらにふれているわけでもないです。最後の日を迎えるまではニュートラルにやりたいです」と、こちらも表情を変えずに前を見据えた。