■途中出場の旗手が存在感
先制されるも追いついたセルティックは、さらに畳み掛ける。69分、自陣中央でボールを受けた旗手はダイレクトで右サイドへロングボールを供給。ボールを受けたリエル・アバダがサイドチェンジ。このボールを受けたジョタがグレッグ・テイラーにパスを送ると、テイラーはクロスを供給。これがファーサイドのオリリーに通り、左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。旗手が自陣で起点となり、ゴールにつながった。
さらに試合終了間際の90分、ペナルティエリア手前の中央でギオルゴス・ギアクマキスからの落としをもらった旗手がダイレクトシュート。これは相手GKに阻まれるも、こぼれ球を拾ったジェームズ・フォレストがマイナスのパス。最後はギアクマキスがゴールを決めた。旗手の強烈なシュートがこぼれ、そのままゴールにつながった。旗手はこれで2得点に関与となった。
試合はこのまま終了。セルティックが4−1の逆転勝利を収めた。セルティックは2試合を残し勝ち点89。この日試合のなかった2位レンジャーズとは同9差。日本時間5月8日23:00キックオフのレンジャーズ対ダンディー・ユナイテッド戦で、レンジャーズが引き分け以下に終わった場合、セルティックの2シーズンぶりのリーグ優勝が決定する。