セレッソ大阪時代のコンビ復活

 ACLでは、4-2-3-1を基本フォーメーションとして採用。このシステムのなかで、2CHとしてコンビを組んだのが山口蛍扇原貴宏だった。

 かつてセレッソ大阪やロンドンオリンピックで共演した2人。まだチーム全体として2人の良さを発揮できていないものの、山口が左ハーフスペース、扇原が相手2トップの間に移動してポジションの棲み分けもできており、ビルドアップの形は完成に近づいている。

 現在はアンドレス・イニエスタセルジ・サンペールが負傷離脱しているために山口と扇原の2人をCHとして並べたはずだが、復活を遂げた山口・扇原コンビが今大会でスタメン出場した試合は2勝1分け。

 J1リーグにてイニエスタやサンペールが復帰しても、この2CHは継続して起用されるかもしれない。果たして、7年ぶりに復活したこのコンビは神戸を再開から脱出させられるだろうか。

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