■2人の豪州選手を中心に岡山は調子が上向き

 岡山も調子を上げている。9節の琉球戦、10節のアルビレックス新潟戦、11節のロアッソ熊本戦と3試合連続でドローゲームを演じていたが、12節の秋田戦で1対0の勝利を飾り、今節は東京ヴェルディを2対1で退けた。

 10節の新潟戦から、システムを微修正した。4-2-1-3から4-2-3-1へ変更し、ステファン・ムークがミッチェル・デュークの後方に立つ。オーストラリア人によるホットラインに日本人選手がうまく関わり、得点機を生み出している。デュークは3ゴール、ムークは2ゴールと、ふたりのオーストラリア人の決定力もチームの強みだ。8節の山形戦が再試合となるものの、ここまで5勝6分2敗で4位につけている。

 3位の新潟は、8節の熊本戦から6戦負けなしだ。11節からの連戦はホームで長崎、いわてグルージャ盛岡を連破し、13節はアウェイで琉球と1対1で引分けた。琉球のパフォーマンスが悪くなかったことを考えれば、最下位チームとのドローゲームは受け入れるべきものと言えるかもしれない。

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