![【J1分析】鹿島アントラーズは最後まで元同僚レオ・シルバの壁を越えられず!試合後コメントは「今日“も”とっても楽しかった」【鹿島アントラーズvs名古屋グランパス】(2) の画像](https://soccerhihyo.ismcdn.jp/mwimgs/e/1/660w/img_e1b691d3fe057ab283811740c1abfeac293358.jpg)
【明治安田J1リーグ 第9節 鹿島アントラーズvs名古屋グランパス 2022年4月17日 15:03キックオフ】
鹿島は、和泉竜司が中央でドリブルを試みても進行方向をサイドに限定させられたり、鈴木と荒木遼太郎が2人で中央を進んでも後ろからボールを奪われたり、と最後までレオ・シルバの壁を越えられず、試合はスコアレスドローに終わった。
鹿島の安西は試合後「夢生くんとレオから教わったことは多いし、たくさん刺激を受けて過ごしてきました。そういう選手に、少しでも成長した姿を見せたかったんですけど」という言い回しで、上回ることができなかったことを悔やんだ。
後半、試合全体が激しくなっていく中で、レオ・シルバの手が樋口雄太の顔に当たったり、後ろからの奪取になることが多い中でファウルをとられて不服そうにしたり、とヒートアップする場面もあったが、三竿健斗が抱きしめてなだめた。
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試合前に拍手を送った鹿島サポーターも、荒れ模様の試合になっていく中であまりに厄介な存在の彼に不満を飛ばすこともあったが、試合が終わればノーサイド。レオ・シルバは鈴木と握手して抱擁したのを皮切りに、三竿やクォン・スンテ、上田など、鹿島の選手・スタッフたちと笑顔で抱き合い、鹿島サポーターの前にも挨拶にやって来た。
サポーターは試合前よりも大きな拍手でそれに応えた。敵に回すとあまりにも厄介な選手、として鹿島サポーターの中での彼への評価は、より高まったに違いない。