■6月に日本対ブラジルが実現か

 まだ正式発表はないが、日本代表は6月にブラジルとの親善試合の計画を進めている。あるサイトによれば、その試合は6月6日(月)、東京・国立競技場とされている。またこの試合に先立ち、ブラジル代表は5月30日(月)に横浜でグアテマラ代表と親善試合を行うという。

 さらに、森保一日本代表が標榜する「ベスト8」に進むと、その準々決勝でブラジルと対戦する可能性がある。日本のはいったE組の1、2位は、「ラウンド16」でF組(ベルギー、カナダ、モロッコ、クロアチア)の1、2位と対戦するが、その試合に勝つと、次に対戦するのは、G組とH組の1、2位から勝ち上がったチーム。H組はポルトガル、ガーナ、ウルグアイ、韓国だが、G組には、セルビア、スイス、カメルーンとともに、ブラジルがはいっているのだ。

 すなわち、ブラジルがG組1位で勝ち上がってくるなら、日本がE組1位になると12月9日の準々決勝で(会場はエデュケーション・シティ・スタジアム)、そしてブラジルがG組2位なら、日本もE組2位という条件で翌10日の準々決勝(会場はアルトゥママ・スタジアム)での対戦となる。

 スペイン、ドイツの一角、あるいは双方を崩し、「ラウンド16」ではベルギーを下し、準々決勝ではブラジルと対決…。ワールドカップは、なんと素敵な夢にあふれているではないか。

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