【UEFAヨーロッパリーグ 準々決勝2ndレグ バルセロナvsフランクフルト 2022年4月14日(日本時間28:00キックオフ)】
鎌田大地は54分に右サイドでヒールパスを見せると、58分にはコスティッチから始まったカウンターでラストパスを通し決定機を生み、前半とは異なる形で存在感を発揮。
すると、そのカウンターの直後に主審が試合を止める。カウンターに入る前のボレのプレーがVARの対象となりバルセロナがPKを獲得するかとスタジアムは活気づいたが、なんとこれは主審の無線が故障し交換するための中断だった。
肩透かしのような形となったバルセロナに対し、フランクフルトは67分、鎌田鮮やかなアシストからコスティッチがゴールを決め、3点のリードで試合の行方を決定づけることに成功した。
バルセロナはセンターバックのガルシアをセンターフォワードのルーク・デ・ヨングに替え、デンベレを左サイドに回してスクランブル態勢となったが、フランクフルトは再びファウルを混じえてデンベレを機能させず。さらに、引きすぎずに攻撃で積極的に前に出る姿勢を保ったことで、バルセロナの攻撃の時間を削った。
バルセロナは84分、デンベレがファウルを受けて獲得したフリーキックからセルヒオ・ブスケツがネットを揺らしたが、VARのゴールチェックによって右足がはみ出していたことが確認され、オフサイドで取り消しに。