11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)。我らが日本代表はグループステージでドイツ代表とスペイン代表という、世界屈指の強豪国と対戦することになった。
編集部では、この世界王者たちを撃破するための切り札となり得る若手選手を紹介。今回はFC東京の松木玖生について見ていこう。
■驚異の開幕5試合連続スタメン
青森山田高校時代から注目を浴びていた松木は、今季鳴り物入りでFC東京に入団。
すると、ルーキーイヤーながら、開幕戦の川崎フロンターレ戦でスタメン出場。IHとして攻守に貢献し、王者相手に70分以上堂々のプレーを披露した。さらに、そこからセレッソ大阪戦、サンフレッチェ広島戦、京都サンガF.C.戦にフル出場。チームの3連勝に大きく貢献した。
第6節の横浜F・マリノス戦では、75分に相手のドリブルを止めるべく後ろからスライディングを実行して2枚目のイエローカードをもらい、退場してしまったものの、アルベルト・プッチ・オルトネダ監督は擁護。決して褒められたプレーではなかったが、負けん気の強さが垣間見えたシーンだった。