■世界屈指のMFが神戸のビルドアップを支える?
今季もバルセロナの中盤に欠かせない存在として君臨するブスケッツ。シャビ・エルナンデス監督の下で躍動し、ここまでラ・リーガで28試合に出場している。
そのブスケッツは、『fichajes.net』によると、「みんなは僕に(バルセロナで)続けてほしいと思っているかもしれないけど、僕自身としてはあまり良い状態ではないし、もしかしたら去るときが来たのかもしれない」と語っているという。
さらに、「バルセロナ以外のヨーロッパのクラブではプレーしない。キャリアの最後を、他の大陸で迎えることも考えているよ」とコメントしたようだ。
また、同メディアは、移籍先の候補として「アンドレス・イニエスタの足跡をたどって日本」、「経済的に優れた中国やカタール」、そして「競争力が高くて経済面にも強いメジャーリーグサッカー(MLS)」を挙げている。
なかでもMLS行きの可能性が最も高いようだが、イニエスタの他にも同胞のセルジ・サンペールやボージャン・クルキッチがいることもあり、神戸に来る可能性も少なからずあると見ていいだろう。
バルセロナとの契約は2023年まで残っているため、残留を選択するかもしれないが、もしも神戸加入が実現すれば、負傷によって今シーズン絶望となったアンカーのサンペールの穴を埋めてくれるはずだ。イニエスタ、山口蛍、中坂勇哉とともに中盤でダイヤモンドを形成し、チームの攻撃を彩ることを期待したい。