【“出場決定”カタールワールドカップ「ベスト8」へ】サッカー日本代表「再考されるスタメン序列」!長友佑都VS中山雄太、酒井宏樹VS山根視来…「世界に勝つための競争」スタート!!【3.29ベトナム代表戦「想定スタメンフォーメーション図」】(1)の画像
長友佑都(FC東京)   撮影/中地拓也
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■カタールW杯では「過去最高の成績」を目ざす

 2021年3月24日は、日本サッカー界の歴史に刻まれる一日となった。アウェイのオーストラリア戦に2対0で勝利し、日本は通算成績を7勝2敗の勝点21とした。残り1試合で3位のオーストラリアとの勝点差を「6」とし、グループ2位以内に与えられるW杯出場権を獲得したのだった。

 7大会連続7回目の出場をつかみ取った最大の理由は、昨年10月のシステム変更にあっただろう。

 10月7日のサウジアラビア戦に0対1で敗れ、3試合目で早くも2敗目を喫すると、森保一監督は5日後のオーストラリア戦に4-3-3で臨んだ。2018年9月のチーム結成から4-2-3-1を主戦術としてきたなかで、もはや1敗もできない大一番でシステムに手を加える──いま振り返っても、大きなリスクを伴うものだった。

 しかし、指揮官の決断は奏功する。オーストラリアに2対1で競り勝つと、6連勝を記録してカタールへ辿り着いたのだった。

 カタールワールドカップに臨む日本は、「過去最高の成績」を目標としている。ベスト16の壁を越え、世界の8強に食い込む、ということだ。

 そのために、何が必要なのか。

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