■３センターと２ＣＦの人選は？
編集部の予想スタメンでは、アンカーに遠藤航、ＩＨに田中碧と守田英正を選出。
ここから守備を優先する戦い方にシフトするならば、田中に代えて原口元気を投入すると予想した。原口は最終予選のここ４試合で、１－０もしくは２－０でリードした状況でピッチに登場し、「クローザー」としての役割を全うしている。このオーストラリア戦でも、自慢の走力とインテンシティで相手の攻撃をシャットアウトしてくれるはずだ。
そして２トップには、上田綺世と林大地を選出。前線からのプレッシングを厭わない２人には、ロングボールの出所に制限をかけて、後方での空中戦に優位性をもたらすことを期待したい。
また、フィジカルコンタクトにも強い両選手は、セットプレー時にも機能するはず。流れから得点が生まれにくい大雨のなかでカギになるＣＫやＦＫにおいて、日本に主導権をもたらすことを期待したい。
