日本代表はFIFAワールドカップカタール・アジア最終予選グループB第9節でオーストラリア代表(3月24日)、ベトナム代表(3月29日)と対戦する。オーストラリアとの試合は勝てば7大会連続のワールドカップ出場が決まる大一番。日本はアウェイでの一戦となるが、勝利してワールドカップへの出場を果たすことができるだろうか。
今回は、前回の1月・2月シリーズの代表戦からここまでの日本代表GK・DFの活躍ぶりを紹介する。※(3)は3名、(4)は3名の計6名の国内組
■右SBのスタメンは確実か
酒井宏樹
所属クラブ:浦和レッズ(日本)
生年月日:1990年4月12日(31歳)
今季リーグ戦成績:4試合出場0得点0アシスト
今回のアジア最終予選に5試合出場し、そのすべてでフル出場している酒井宏樹。昨夏浦和レッズに加入するとすぐさまスタメンに定着し、天皇杯制覇を成し遂げた。
迎えた今季は、川崎フロンターレと戦った2月12日の富士フイルムスーパーカップ優勝にも貢献。右サイドを駆け上がって絶妙なクロスを上げ、江坂任の先制点をアシストしている。また、J1リーグで厳しいスタートを切ったが、酒井の活躍もあり3月6日に行われた第3節湘南ベルマーレ戦で初勝利を挙げた。
フランスの強豪マルセイユで5シーズンもの間しのぎを削ってきた31歳は、負傷など特別な事情がない限りは、直近の中国戦とサウジアラビア戦に続いての3試合連続出場が確実だろう。