3月11日に行われたJ1リーグ第4節、ヴィッセル神戸vs鹿島アントラーズ。この試合で鹿島のFW鈴木優磨が見せたゴラッソと、その後の岩政大樹コーチとの「熱い抱擁」が話題になっている。
■低弾道シュートを突き刺して岩政コーチの下へ猛ダッシュ
鹿島は1-0でリードした54分、ペナルティエリア中央へロングボールを送る。
これによって発生したこぼれ球を、エリア手前から鈴木がダイレクトシュート。ボールは地を這うようにゴールへと向かい、GK飯倉大樹の手を弾き飛ばしてネットに突き刺さった。
追加点を奪った鈴木は、すぐさまベンチへ向かって猛ダッシュ。すると、岩政コーチが後ろに倒れてしまうほどの勢いで抱擁をかわし、喜びを分かち合っている。
この様子はSNSでも話題を呼び、「抱擁ではなく突進」や「岩政先生じゃなかったら、もっと吹っ飛んでそうな勢い」というツッコミが見られた。
一方、このスーパーゴールに対しては「気持ちの良すぎるゴール!」や「浮かさないように叩きつけているのいいなあ」など称賛の声が多く上がった。
この鈴木のゴラッソもあり、神戸に勝利して暫定3位へと順位を上げた鹿島。新型コロナウイルス感染拡大防止のために来日が遅れていたレネ・ヴァイラー新監督が3月11日に日本に到着しており、ここからさらなる進化が期待されている。