3月6日に行われた、J1リーグ第3節のアビスパ福岡vs北海道コンサドーレ札幌。この試合で相手のPKを止めたGK菅野孝憲(すげの・たかのり)に称賛が寄せられている。
■先制点を防ぐスーパーセーブ
前半29分、札幌のDF田中駿汰がエリア内で福岡FW山岸祐也を倒してしまいPKを献上。キッカーはFWルキアンが務めることとなった。
失点覚悟のシチュエーションを迎えた札幌GK菅野は、ミートの直前に一瞬体の重心を左に寄せる。これに誘われたかどうかは定かではないが、ルキアンは菅野が動いた方向と逆側にシュート。
これを読んでいた菅野ががっちりとキャッチし、先制点を防いだ。その後、お互いに得点できず0-0で試合終了となった。
DAZNがツイッターで公開したこのスーパーセーブ動画には、「フェイント入れて誘ってる」や「神様仏様菅野様」など、多くのコメントが寄せられた。さらに「さすがスゲノイアー」と、バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアーを引き合いに出して、菅野を称賛する声も。
5月には38歳を迎える菅野。引退も視野に入ってくる年齢だが、まだまだ第一線で活躍できることを見せつけるようなスーパーセーブであった。