2月27日に行われたチェルシーとのカラバオカップ決勝戦を制し、リバプールが10シーズンぶりの優勝を果たした。ここまでの道のりには、日本代表FW南野拓実が大きく貢献している。
■5試合で4ゴール1アシストを記録
今季ここまでプレミアリーグでは86分間の出場にとどまっている南野。
しかし、リーグカップであるカラバオカップでは、しっかり結果を残している。3回戦のノリッジ・シティ戦ではいきなりの2ゴール。すると、続くプレストン戦でも得点を奪った。
さらに、準々決勝のレスター・シティ戦では、2-3のビハインドで迎えた95分にMFジェームズ・ミルナーからのクロスを受けてペナルティエリア中央からボレーシュート。これがネットに突き刺さり、劇的な同点ゴールとなってPK戦での勝利に貢献した。
この南野の3試合連続の活躍もあり、リバプールは準決勝でアーセナルを下して、チェルシーとの決勝戦に進出している。
チェルシー戦は両者1歩も譲らず、0-0のまま延長戦を終えた。そして11人目までもつれ込む壮絶なPK戦を制し、リバプールが10シーズンぶりのリーグカップ優勝を成し遂げている。
リバプールファンにとっても、南野の活躍は印象深いものだったようで、優勝後に南野がカップを掲げると、大歓声で応じていた。