【J1分析】元清水エスパルス・金子翔太がジュビロ磐田のユニフォームで見せた「覚悟」【2019年以来の「静岡ダービー」ジュビロ磐田vs清水エスパルス】(1)の画像
清水を離れた金子翔太と清水に戻ってきた白崎凌兵とのマッチアップ 撮影:原壮史
ジュビロ磐田対清水エスパルス 20220226
【明治安田J1リーグ 第2節 ジュビロ磐田vs清水エスパルス 2022年2月26日 13:33キックオフ】

 公式戦では2019年以来の開催となった静岡ダービー。3シーズンも経てばチームは大きく変わるもので、これが初の静岡ダービーとなる選手も増えた。

 そんな中、既にダービーを知っているが新戦力、という選手が双方にいた。

 2014年に清水でプロのキャリアをスタートさせた金子翔太は、昨年の夏に磐田に期限付き移籍。当時はJ1とJ2でカテゴリーが異なっていたため、遠くないチームで出場機会を得る、というポピュラーな形の期限付き移籍の印象が強かったが、シーズンオフに完全移籍。J1に昇格した磐田の一員として清水と相対することになった。

中盤を安定させた白崎凌兵 ジュビロ磐田vs清水エスパルス(20220226)撮影/原壮史

 禁断の移籍となったが、それだけ覚悟も大きい。プロサッカー選手として9年目、勝負の年だ。金子は移籍に際し「必要とされる場所でもう一度頑張りたいという気持ちもあり、覚悟を持って決断しました」とコメントを残しており、この試合はその覚悟を両チームのサポーターに見せるこれ以上ない機会だった。

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