浦和レッズ、松崎快や馬渡和彰などの新戦力が奮闘!!「あと一歩」届かなかった今季初勝利…ヴィッセル神戸戦「最大のターニングポイント」とは?の画像
ゴールを喜ぶ柴戸海 撮影/原壮史

 2022明治安田生命J1リーグ第9節、浦和レッズヴィッセル神戸が2月23日に行われた。試合は2−2のドローに終わった。

■注目の一戦

 両チームともにAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参加するため、今回は9節として埼玉スタジアム2002で行われた。この両者の一戦は日本代表酒井宏樹大迫勇也槙野智章汰木康也の埼スタ凱旋など注目度が高かった。

 浦和は前節(京都サンガFC戦)から3人を変え4-4-1-1のようなフォーメーションで臨み、江坂任明本考浩が完全な2トップというよりは明本がワントップ気味に。攻撃時には右サイドの松崎快、左サイドの関根貴大、スタートは右サイドバックに入った馬渡和彰が果敢に攻め上がり攻撃に厚みがあった。前線からの果敢なプレスが前半は効いており、ほぼ浦和ペースだったと言えるだろう。

 前節の京都戦の終盤で負傷交代となった酒井宏樹はベンチスタートとなり、前半は新戦力の大畑歩夢が左サイドバックに入り加入後初スタメン。この試合は新戦力の馬渡が奮闘。CKのキッカーを務め、後半からは左サイドバックに入るなどフル稼働。松崎はJ1初スタメンで初ゴールを決めるなど前半の浦和の右サイドは脅威となっていた。

 だが、そのサイドを狙われていたのも事実だ。

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