【J1分析】槙野智章「元浦和」「現神戸」の背番号14が浦和サポーターを初めて直視した瞬間【浦和レッズvsヴィッセル神戸】(1)の画像
後半開始前、浦和サポーターを見て気合を入れる槙野智章 撮影:原壮史
浦和レッズ対ヴィッセル神戸 20220223

【明治安田J1リーグ 第9節 浦和レッズvsヴィッセル神戸 2022年2月23日 16:04キックオフ】

 後半開始直前、円陣を組んでポジションへ散っていく神戸の選手たちの中に、浦和サポーターが陣取るホームゴール裏を見つめる選手がいた。昨シーズンまで10シーズンに渡って赤いユニフォームを身に纏っていた神戸の背番号14、槙野智章だ。

 浦和サポーターを見つめた槙野は、そのまま大きく気合いを入れた。見られている、というプロ選手としてのあり方を常に意識している槙野らしいテンションの上げ方だった。

槙野智章のキックオフ直前のルーティン 浦和レッズvsヴィッセル神戸(20220223)撮影/原壮史

 この日、ウォーミングアップに出てきた時も、選手入場や整列でも、集合写真の撮影後も、槙野は浦和サポーターやベンチに向かって特別なアクションは行わなかった。

 掌を見るキックオフ前のルーティンから始まり、いつもと何ら変わらない様子でプレーしていた。

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