■家長「4失点はショックではなくて…」

  1-3で迎えた73分、山根視来のクロスを知念慶が頭で合わせて1点差としたが、直後の78分に仲川輝人に追加点を許し、スコアは再び2点差となる2-4。2019年11月30日の横浜FM戦(等々力、1-4)以来となる4失点で敗北した。

 とはいえ、チームの中では守備に関する課題よりも別の部分を問題視する声が上がった。先制点を決めた家長は、「4失点はショックではなくて、それよりも4点、5点(と追加点)を取れなかったのがショック」と決定力を攻撃力について言及。

 鬼木達監督も、「反省は連続失点のところ」としながらも、「順番としては攻撃のところ」と、やはり得点力を課題に挙げた。「個人がどれだけ自信を持って(攻撃)できるかというのは、ちょっと欠けている」

 家長がこう話したように、この1敗で王者のプライドを失うわけにはいかない。中2日で迎える次節・鹿島戦で、自信と白星を掴み取って見せる。

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